宇宙

NASAも困惑…準惑星ケレスに謎の白点を発見 クレーターか氷か?

 米航空宇宙局(NASA)は18日、火星と木星の間の軌道を周回する準惑星「ケレス」に接近中の探査機「ドーン」が、ケレスの表面に謎の白い点をとらえたとして、その画像を公開した。

 

 「ケレス」は直径950キロと小惑星帯の中でも最大であることから、冥王星と同じ「準惑星」に分類されている。水蒸気が噴出しており、ごくわずかな大気と霜が存在すると考えられている。NASAは2007年に探査機「ドーン」を打ち上げ、来月6日には周回軌道に入る予定だ。

 

 「ドーン」が「ケレス」まで8万3000キロまで近づいた今月12日に撮影された画像には、複数の白い点が写っており、専門家たちの頭を悩ませている。

 

 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で「ドーン」のプロジェクトを担当している主任研究員クリス・ラッセルさんは「ドーンから送られてくる画像の解像度が良くなるにつれて、まったく想定していなかった事実に向き合って驚いています」と率直に驚きを表している。

 

 謎の白点の正体をめぐっては、専門家の間では「クレーター」という説が有力だが、そのほかにも「凍った湖」「山」などと意見が割れている。いずれにしても、来月「ドーン」が「ケレス」の軌道に入れば、その正体がもっと明らかになるだろう。

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