防災知識

世界の起伏を表した3D世界地図 無償公開「災害予測に…」JAXA

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、地球観測衛星「だいち」が撮影した画像を使って、全世界の陸地の起伏を30メートル四方ごとに表現した立体地図データを無償で公開すると18日に発表した。第1弾として日本を含む東アジア全域を公表し、自然災害の被害予測や防災分野に役立てるのがねらいだ。

 

 JAXAが公開した3D地図は、だいちが撮影した約300万枚の画像をもとに30メートル四方の地域ごとに、5メートルの精度で標高が表現されている。

 

 公開された日本列島の地図には、富士山がくっきりと浮かび上がる様子が確認できるほか、活発な火山活動が続いている箱根山周辺の地形も確認できる。

 

 NTTなど民間企業が有料で提供している5メートル四方の3D地図と比べれば精度は落ちるが、防災や教育、科学研究の分野で使うには十分な精度を誇る。

 

 津波が到達するエリアのシミュレーションをはじめ、河川が蛇行している地域での洪水や地滑り・土砂崩れの予測など、防災分野での活用が期待される。

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