防災知識

10分先の大雨 防災科学技研などが大規模な社会実験を実施

 防災科学技術研究所は21日、激しい雨が降る最大10分前にメールで情報を伝える「10分先の大雨情報」サービスの有効性を調査するための社会実験を、来月から10月末までの五カ月間、首都圏を中心に1000人規模で行うと発表した。


 このサービスは国土交通省が運用する降雨量を監視する「XバンドMPレーダ」を活用して、上空で激しい雨を検知した時点で、雨粒が落ちてくる時間差を利用して、利用者の携帯端末あてにメールを発信するシステム。


 2013年7月14日に行った実験では、予測を開始した6分後の午後9時26分にメールを配信し、その9分後の同35分に激しい雨を観測した。


 防災科技研は日本気象協会と共同で、このサービスの有効性を検証するための社会実験を来月1日から10月31日までの五カ月間、東京や神奈川、千葉や茨城など首都圏を中心に行うと発表し、1000人のモニター募集を始めた(応募は締め切った)。


 将来的には農作業など屋外で過ごすことの多い人に活用してもらうのがねらいで、モニター実験の結果は今年11月にとりまとめ、公表する予定。

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