• 地震

緊急連絡/安否確認システム「エマージェンシーコール」を提供するインフォコム株式会社が、防災に関する豆知識を発信しています。

エマージェンシーコールは阪神淡路大震災をきっかけに誕生し、現在約800社、200万人以上のユーザーにご利用いただいており、東日本大震災での稼動実績と有効性は高い評価をいただいております。

 

お問い合せ先:インフォコム株式会社 サービスビジネス営業部

Email:emc-info@infocom.co.jp

地震の初動をイメージする

 地震防災の対策は、自助、共助、公助と言われますが、自助をする為には、地震が起こった時をイメージして、事前の準備が必要です。全員が被災してしまったら、誰も助けてくれる人が居なくなってしまいます。まずは、建物が壊れない事。次に家財道具が倒れない事、さらには、家財道具の中身が飛び出さない事です。

 建物を頑丈にして、耐震構造になれば、家財道具は動きやすくなりますので、固定が必要です。家財道具が固定されると中身が飛び出し易くなります。いっその事、家財道具をすべて作り付けにしてしまえば良いのですが、なかなかそうもいきません。せめて、寝ている所には倒れてこないように、箪笥などの場所を変えるだけでも、かなりの安心を得る事が出来ます。

 10年ほど前になりますが、「防災士」という資格を取りに行きました。その時に講師で来られたのが、東京大学生産技術研究所の目黒先生でした。先生が考案された「目黒メソッド(目黒巻)」というものがあります。

これを使えば、災害状況を的確にイメージする力を高める事が出来ます。これは、災害発生後の状況をイメージして自分を主人公とした物語を作るもので、いろんなシチュエーションを考えながら作ると、防災対策が見えてきます。

目黒巻はその名の通り、巻物になっていて、時間とともにどんな事が起こるかという事をイメージして書きます。この巻物のすごい所は、例えば自分が死んでしまうという設定もありのところです。自分が死んだあとがどのようになっていくかという事まで想像して書くと、どういう準備が必要だという事もわかってきます。

 

 余談ですが、防災用品で必要なものに対するアンケートは、生きている人へのアンケートだけなので、食料とか水とかが上位になりますが、もし、亡くなった方 にアンケートが出来るなら、耐震住宅や家具の倒れ防止などが上位になるだろうという事が想像できます。ですから、建物の倒壊防止や家具の転倒防止という事 が非常に重要で、第一優先となるのです。

 

目黒巻については、詳しくはこちらをご覧下さい。
http://risk-mg.iis.u-tokyo.ac.jp/meguromaki/meguromaki.html

 もちろん、想定外という事も起こりますし、あくまで想像の世界でしかありませんので、地震の経験値が低いとイメージも少ないかもしれません。しかし、イメージ出来ないものは対策も出来ませんので、過去の震災の情報を見たり読んだりしてイメージを増やす事が対策の第一歩です。過去の震災情報として、阪神大震災の記録が「震災文庫」にはたくさん残っています。


「震災文庫」は、こちらからご覧下さい。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/eqb/

 

東日本大震災の記録は「みちのく震録伝」にたくさん保存されています。「みちのく震録伝」はこちらからご覧下さい。
http://shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/

 

震災記録は下記の図書館にもたくさんありますので、ぜひ、ご覧ください。

•岩手県立図書館       「震災関連資料コーナー」
•岩手大学図書館       「岩手県の自然災害と東日本大震災に関する資料リポジトリ」
•宮城県図書館          「東日本大震災文庫」
•仙台市民図書館       「3.11震災文庫」
•東北大学附属図書館 「震災ライブラリー」
•東北大学附属図書館 「震災ライブラリーオンライン版」
•福島県立図書館     「東日本大震災福島県復興ライブラリー」
•福島大学附属図書館 「震災関連資料コーナー」

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